30代は、結婚や出産、子育てなど大きなイベントがたくさんありますよね。
私は、ライフプラン作成時に出費を計算する際、以下のような額を参考にしました。
・結婚資金 平均 350~400万円
・出産費用 平均 45~50万円
・教育費 大学卒業まで 800~2200万円
・介護費用 月7~8万円
・老後資金 持ち家なしで 2000~3000万円
人や住む場所によって、金額にはかなりの違いがあると思います。
それでも、どれも大きな出費ですよね。
「出費がかさんで貯金が増えない」
「しかも給料がなかなか増えない」
「お金は必要だけど、一生今のように働き続けるなんて耐えられない」
そんな悩みそんなを抱える人に、この記事でおすすめする一冊は、両@学長の『お金の大学』です。
・IT企業経営者&投資家
・Webコンテンツ「リベラルアーツ大学」の学長
・『自分の力で今よりも自由になる』人を増やすことが目標
この記事では説明しきれないすごい方です(笑)
詳細はこちらの リベラルアーツ大学 メンバー自己紹介ページへ
両@学長は、家族や親しい友人のためにお金に関する知識を発信し始めたそうです。
大きな影響力をもつようになった今も発信する情報の質にこだわり、「家族や友人におすすめできる」というコンテンツのみを発信してくれています!
そんな両@学長が魂を込めて書いた『お金の大学』は、「誰でもできる」という再現性と読みやすさにこだわったお金の教科書です。
私は『お金の大学』の通りに実践して、月々10万円以上の節約ができるようになりました。
お金の悩みや不安が一気に小さくなり、ライフプランを作成したり、計画的に投資を行えるようになりました。
この記事では、私の実践例を交えながら、『お金の大学』で学べる内容について解説していきます。
・『お金の大学』で わかること & わからないこと
・ お金にまつわる5つの力
・「貯める力」を伸ばす3ステップ
『お金の大学』で わかること & わからないこと
私が『お金の大学』を読んでわかったことは以下の4つです。
・経済的自由へのロードマップがわかる。
・満足度を下げずにお金の貯める方法がわかる。
・小さなリスクで収入をアップする方法がわかる。
・再現性のあるお金の増やし方(資産運用)がわかる。
ちなみに、経済的自由は「働かなくても入ってくるお金で生活できる状態」のことです。
「経済的自由」!! なんてうらやましい状態でしょう…!!
…話を戻します(笑)
つまり、『お金の大学』を読むと、経済的自由への道筋と、そこに至るための「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」の基礎知識が身に付きます。
もし、上のリストをみて「あぁ、あれのことでしょ?」と検討がつかない人は過去の私と同じです。
お金のことで損している可能性が高いです。一日でも早く『お金の大学』を読んだ方がいいです!
なんなら、私も10年前の自分に「今のうちに、これ読め!」と渡したいです(笑)
・貯金を増やすための具体的なサービス名
・投資の深い知識
・詳しい副業のやり方
『お金の大学』では、
「大手キャリアよりも格安SIMがおすすめ」
「こういう保険は必要だけど、○○保険は不要」
といった感じで、かなり丁寧に支出の最適化手順を教えてくれます。
ただ、具体的なサービス名や保険名は解説されていません。
これは、おすすめのサービスは常に変化しているためです。
「両@学長の具体的なおすすめが知りたい!」という方は、「リベラルアーツ大学」公式ブログで「リベ大おすすめサービス一覧」を確認してみてください。
また、『お金の大学』では、投資の入り口や再現性の高い投資手法、おすすめの副業などを紹介してくれています。
しかし、すでに投資について詳しい人、それぞれの副業の具体的なやり方などを知りたい人には物足りないかもしれません。
こちらも、リベラルアーツ大学公式ブログの「増やす力」の記事や「リベ大 ブログ教室」といった特集でより踏み込んだ内容がカバーされています。
公式ブログ内はすべて無料コンテンツなので、安心して活用してください。
私もヘビーユーザーです(笑)
お金にまつわる5つの力
ここからは、『お金の大学』で紹介されている「お金にまつわる5つの力」について、簡単に解説します。
「貯める力」…支出を減らす力
「稼ぐ力」 …収入を増やす力
「増やす力」…資産を増やす力
「守る力」 …資産を減らさない力
「使う力」 …人生を豊かにすることにお金を使う力
「本来なら義務教育で教えるべきってくらい大事な、お金についての基礎教養や。」
「この5つの力を鍛えるかどうかで、君の人生は変わるんや!」
両@学長『お金の大学』より
私もこの5つの力を義務教育で教えてほしかったです…。
そして、5つの力を知った今。私の周りにいる大切な人に、実際に教えまくっています。
「貯める力」…支出を減らす力
『お金の大学』で一番最初に解説されているのが「貯める力」です。
「貯める」が最優先な理由について、以下のように説明されています。
・やった分だけ必ず成果が出る。
・すぐに成果が出る。
・まず生活費を下げることで、資産が貯まるスピードが上がる。
投資や副業・転職には、スキルを身に付けるまでの勉強が必要だったり、成果が出るまで一定の期間が必要だったりします。
それに比べて、「貯める力」に関することは、「やった分だけ必ず」「すぐに」成果が出るので、一番に取り組むべきということです。
また、生活費(支出)を先に減らしておくことで、「稼ぐ力」「増やす力」で増やした資産を無駄にしない、ということも大きなメリットです。
『お金の大学』は、順序良く読み進めていくことで、効率的にお金にまつわる力を伸ばしていけるようになっているんですね。
ちなみに、私が『お金の大学』を読んで、やったこととその成果は以下の通り。
・夫婦で格安SIMに変える ⇒ 月5000円 節約
・不要な保険の解約 ⇒ 月6万円 節約
・住宅ローンの借り換え ⇒ 月5000円 節約
・電力・ガス会社の乗り換え ⇒ 月3000円 節約
・不要なサブスクの解約 ⇒ 月3000円 節約
固定費だけで、毎月7万6000円の節約!!
これ、夏休みの1カ月で全部終わりました。
しかも、固定費の見直しは一度やれば、効果がずっと続きます。
他にも、マネーフォワードMEでの家計管理で変動費も毎月換算で2~3万抑えることができました。
これだけ家計を絞っても、生活の質に変化は感じていません。
まさに「貯める力」のマジックですね!!
すぐに、確実に、貯金を増やしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
『稼ぐ力』 …収入を増やす力
資産を増やすには、元手となる「稼ぐ力」が必要!ということで、ステップ2は「稼ぐ力」の解説がされています。
・最短で経済的自由にたどり着くには「稼ぐ力」が必要。
・「給与所得」+「事業所得」をバランスよく!
・収入アップには「転職力」と「副業」がおすすめ!
「貯める力」がついてくると、自然と余剰資金が生まれます。
そこで早速「増やす力」に進んでしまいそうですが、実は「増やす力」は大きなお金がないとパワー不足なのです。
「増やす力」をブーストして、経済的自由までにかかる時間を一気に早めてくれるのが「稼ぐ力」なんですね。
収入には、安定した「給与所得」と、不安定だけど成長性がある「事業所得」があります。
両学長のおすすめは、バランス良く増やすこと。
私の場合は、安定した「給与所得」があるので、バランスを取るために副業の勉強や準備を始めました。
「稼ぐ力」を伸ばす方法として『お金の大学』では、
「転職」… 自分を評価してくれる場所に行くことで給与を増やす。
「副業」… 低いリスクで個人で稼ぐ力を身に付けられる。
の2つがおすすめされています。
副業については、「オススメの副業8選」や「やってはいけない副業5選」も紹介してくれています。
「転職ってなんだか不安」
「副業ってバレると大変じゃない?」
「少額を稼いで本当に意味があるの?」
こう考えている方は、ぜひステップ2の「稼ぐ力」を読んでみてください!
「増やす力」…資産を増やす力
ステップ3は「増やす力」です。
「増やす力」を伸ばし、お金に働いてもらうことで、自分が働かなくても収入を得ることができます。
いわゆる「不労所得」ですね。
なんて甘美な響き(笑)
・投資を始める前の4つの準備
・初心者でもプロ級の投資ができる方法
「お金が勝手に増える」という夢のような「増やす力」ですが、何事にも準備は必要です。
『お金の大学』では、投資を始める前に必要な準備として、以下の4つを紹介しています。
・急なトラブルに備える「生活防衛資金」の確保
・詐欺に合わないために「相場」を知ること
・「株式」「債権」「不動産」といった投資商品の種類と特徴を知ること
・「複利の力」を理解し、長期投資の魅力を知る。
この記事では割愛しますが、「なぜその準備が必要なのか」と「投資を始める前に知っておくべき知識」を10ページ程度で、わかりやすく解説してくれています。
さらに、初心者でもプロ級の投資ができる方法として「投資信託(ファンド)」や「インデックスファンド」、「ドルコスト平均法」についての解説があります。
今は慣れない用語の連発で「???」となってしまったと思いますが、両@学長の軽快な語り口と図解で、かなりわかりやすくなっています。
たとえば、「投資信託」の説明は以下のような感じです。
投資信託を一言で表すなら「たくさんの投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が代わりに投資・運用する商品」のことや。プロに任せる投資やな。
『お金の大学』より
この投資信託の仕組みを「みんなでお金を出し合って、リンゴの木(=お金のなる木)を育てるのを、プロである農家のおっちゃんに任せる」と、りんご農家に例えてわかりやすく解説してくれています。
文章だけだとピンとこないかもしれないので、ぜひ『お金の大学』を手に取って図解&イラストを見てみてくださいね。
私も初めての投資は、「インデックスファンド」×「ドルコスト平均法」で始め、今も変わらず積み立てを続けています。
その後も何冊も本を読み、投資についての勉強を続けています。
知れば知るほど、この組み合わせが「初心者でもプロ級の投資」になると納得できるから面白いものです。
知っていれば誰にでもできる、でも知らないと始めることができない。
そんな知識が「増やす力」の章には、たくさん詰まっています!
「守る力」&「使う力」
「あれ?『守る力』と『使う力』は、一緒に紹介するの?」
と思ったかもしれません。
実は、『お金の大学』で「守る力」と「使う力」に割かれているページ数は10ページ程度です(笑)
その理由は以下の通りです。
「守る」「使う」は大事なんやけど、この本では今から資産を形成していく人にとって特に大切で、かつ嚙み砕いて伝える必要があると思った「貯める」「稼ぐ」「増やす」の力を重点的に解説したで。
他の2つがおまけってわけじゃなくて、優先順位の問題ってことやな!
両@学長『お金の大学』より
重要だと思ったポイントだけ、箇条書きでまとめました。
・経済的自由にたどりつくには「守る力」が必要。
・資産を失うの4つの例
・「お金を天敵から堅守せよ」
・自由=幸せとは限らない
・4つの良いお金の使い方
・使い方が下手な人の1億円 < 使い方が上手な人の100万円
『お金の大学』 まとめ
ここまで『お金の大学』で解説されている「5つの力」について紹介してきました。
この記事を作成するにあたって『お金の大学』を何度も読み返し、
・できるだけわかりやすく
・必要な知識を、必要な分だけ
・その知識が必要になる順番に
解説してくれていると感じました。
義務教育レベルの知識「お金にまつわる5つの力」に興味をもった方は、ぜひ全編を読んでほしいです!!
特に、以下のような悩みをもつ人は必読の一冊です。
「出費がかさんで貯金が増えない」
「しかも給料がなかなか増えない」
「お金は必要だけど、一生今のように働き続けるなんて耐えられない」
「お金の勉強なんてしたことがない」 ← これ重要!!
お金は自由や幸せを支える土台です!
逆説的ですが、お金について学び、お金に強くなることで、お金から自由になれます。
読んで行動することで確実にお金に強くなれる『お金の大学』。
ぜひ、手に取って一緒にお金に縛られない人生を手に入れましょう!
では、今日も「好い日」でありますように。